お医者さんが選ぶ健康食材ランキングTOP5
5位!『リンゴ』
リンゴには食物繊維やビタミンC、そしてポリフェノールが豊富。
食物繊維にはお通じをよくする効果がありますので、腸内環境の改善をして肌荒れや睡眠障害、冷え性、肩こり、むくみなどさまざまな症状の改善につながっているといわれています。
ポリフェノールは、老化や動脈硬化、ガンの予防効果が期待できることで広く知られています。
ポリフェノールが豊富なのはリンゴの皮なので食べる際には皮ごと食べましょう!
4位!『ブロッコリー』
ブロッコリーにはがんに対して、極めて有効な予防効果があると考えられています。
ブロッコリーに含まれる成分のイソチアネートには、発がん性物質を解毒する効果が期待できるとされていて、強い抗酸化パワーと合わせてブロッコリーはガン予防に極めて有効な食材と言えます。
さらに、現在医学関係者から注目されているブロッコリーの新芽である『ブロッコリースプラウト』にはスルフォラファンという成分が入っており、持続効果が非常に長く続く抗酸化作用を持つ栄養素で、その持続力はビタミンCの20倍!
また、スルフォラファンには胃の中のピロリ菌を減らしてくれる働きも期待できるので、胃がんの予防にもつながります!
3位!『納豆』
納豆には「ナットウキナーゼ」が含まれており、超強力な血栓溶解作用(血栓を溶かすパワー)があるとされ、その強さはあらゆる酵素の中でナンバーワンです!
心筋梗塞や脳梗塞の多い日本ではぜひ食べておきたい食材ですね。
他にも関節の老化防止に必要なコンドロイチンや、うつ病予防に効果があるとされているセロトニンの材料になるトリプトファンが豊富に含まれているので、幅広い健康効果が期待できる食材です!
2位「ヨーグルト」
ヨーグルトを食べることで美しい「腸内フローラ」を目指すことができます。
腸内フローラとは、簡単にいえば腸内のお花畑という意味で、腸内に存在している細菌のバランスを、咲き乱れるお花に例えています。
なぜ優れた美しい腸内フローラを目指すべきかというと、近年の研究で腸内環境の良し悪しが、糖尿病、心臓疾患、肥満、ガンなどといったいろんな病気・症状の発症に深く関わっていることが判明したためです。
美しい腸内フローラと作るために大切なヨーグルトですが、
食べる際に2つ注意点
があります。
1.食べるタイミング!
避けるべきは空腹時です。
お腹が空いているときに食べると胃酸がたくさん分泌され腸まで届けることができません。
食事中、食後に摂取し生きた善玉菌を腸まで届けてあげましょう。
2.食べ合わせ!
ヨーグルトは、食物繊維と合わせて食べると、より一層その健康パワーを高めることができるんです。
ヨーグルトに含まれている乳酸菌・ビフィズス菌といった菌は、これら単体で腸内に存在していてもなかなか活発に動いてくれません。
ここに食物繊維を加えてあげると、乳酸菌・ビフィズス菌は見違えるように活発に動いてくれるようになり、腸内環境の改善につながっていきます。
なので、ヨーグルトはできるだけ食物繊維との合わせて食べるのがおすすめ!
腸内環境が整えば、便秘の解消も期待でき、ダイエット効果にもつながっていますし、医学的にはストレスの解消、紫外線から受ける肌へのダメージを軽減させる効果も期待できると考えられています。
1位『トマト』
1位はトマトでした!
トマトが持っているリコピンには、余分なコレステロールを体外へ排出し、善玉コレステロールを増やす働きも期待できますので、動脈硬化や生活習慣病の予防対策にもうってつけの食べ物といえます。
リコピンの効果としてあげられるのは、抜群の抗酸化作用、継続的に摂取することで、体の酸化がどんどん緩和されていくという研究データもあります。
体の酸化・サビつきは様々な病気の原因となりますので、リコピンで効率良く予防・改善しましょう!
またリコピンは余分なコレステロールを体外へ排出し、善玉コレステロールを増やす働きも期待できます。
悪玉コレステロールは、30代から男女ともに急激に増える傾向があるので、コレステロール対策にトマトは非常に有効だと考えられます。例えばケチャップなら1日分のリコピンを大さじ4杯で摂取することも可能です。
さらにトマトには「13オキトODA」という、抗肥満作用がある成分が含まれています。すなわち、中性脂肪が体内で溜まるのを防止する効果が期待できるのです。
その他にも、カルシウムの吸収を促進してくれるクエン酸や、余分な塩分を排出してくれるカリウムなど、体にいい栄養素が豊富に含まれています!
そしてその効果を最大限に発揮するためにアボカドを一緒に摂ることによって、トマトに期待される健康効果がさらにアップすると考えられています。
アボカドの中に入っている脂質は、リコピンの吸収を通常よりも高めてくれます。
ぜひトマトとアボカドを合わせたサラダなどいつもの食事にもう一品付け加えてみてはいかがでしょうか。
お医者さんが選ぶ健康食材TOP5 をお送りいたしました。
健康を維持するため、または健康状態の改善のため、意識して食事を楽しく取りましょう!