皆様は寝る前になにか考え事をしますか?
寝つきが悪い夜、いやなことがあった日の夜、人は夜遅くなればなるほど日中には考えないようなネガティブなことを考える生き物です。
感情的、情緒的になっているので、自分の悩みを書きだしたり、恋人に別れのメールなどを送って、朝読み返してみると自分でも「ゾッ」とするような内容を送っているような経験をされた方もいらっしゃるようです。
理性や冷静さが失われる時間帯なので、「大事な決断」が鈍ってしまいます。
眠りには5つの機能があります。
1.脳と体に休息を与える
2.記憶を整理して定着させる
3.ホルモンバランスを調整する
4.免疫力を上げて病気を遠ざける
5.脳の老廃物をとる
さらに入眠90分は「黄金の90分」と呼ばれていて眠りの全体の質を大きく左右されます。
そして寝る前に考えたことはしっかりと記憶に残るんです。
これを心理学では「特別無条件同化暗示感受習性」といいます。
寝る前に考えたことが潜在意識に定着し、その人間の人となりを作る状態を示します。
「人間は寝る前に考えた人間になる」と言われているほどです。
ですので、寝る前には例え日中にどんなにいやなことがあったとしても、それらを持ち込んではいけません。
心の中では、同時に2つの相反する観念が成立しないので、ネガティブな考えを打ち消すよりも、楽しいことをたくさん考えた方が容易で効果的です。
脳にとって現実は関係ないので、「素敵な恋人を作って楽しいデートをすることにわくわくしている!」状態を維持していくことが大切で、事実と違っていても気にすることはないようです。
傍から見たら少し怖いですが、声に出して笑ったり、ニヤニヤするくらい笑います。
暗い部屋の中で、脳や心など自分自身と向き合う1日の最後の唯一の時間です、気にせず徹底的に楽しいことを意識しましょう。
そうすれば1週間ほどで自分の性格が気付くくらいに変わり始めていますし、
早寝早起きを習慣づけることで、血糖値の上昇の予防や、夜間の高血圧の予防、発がんリスクを高めてしまうことの予防など様々なからだの健康に繋がります。
心もからだも健康にすることで、自分のからだだけでなく、人生の満足度も高めていくことが出来ます。
心とからだは繋がっています。
風邪をひいたときに、なんとなく気分も落ち込むことありませんか?
どちらも健康でいられるように、銀座血液検査ラボで定期的な検査をし、体も心も健康にしていきましょう!