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誰もがもっと手軽に、
自分の健康を自分で守れる社会へ

私たちは病気の早期発見、予防医療の必要性を強く感じ
日本初の自己採血専用施設「銀座血液検査ラボ」を開設しました。
指先からたった1滴採血するだけで、
簡単でスピーディに、しかも医療機関での血液検査と同程度の高精度な検査結果がわかります。
誰もがもっと手軽に安心して健康管理ができるように、
私たちは、生涯に渡って生き生きと暮らせる、明るい社会の実現を目指します。

銀座血液検査ラボ

生活習慣病 2018.12.6

冬の「ヒートショック」を防ぎましょう。

暖かい居室から浴室やトイレに行く時、室温差に思わず震えてしまうことはないでしょうか。

真冬は、暖房をつけている暖かい部屋と暖房をつけていない浴室やトイレの温度差は、10℃を超えるといわれています。
実は、この気温差が「ヒートショック」を引き起こす原因なのです。
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神心筋梗塞脳梗塞などを引き起こすことで、特に入浴時に多いと言われています。

暖かい部屋から寒い浴室に移動すると、体は室温の急激な変化から体温を調節するために、ブルブルと筋肉を震わせて熱を作ります。
同時に血管を細くして、皮膚の下に流れる血液の量を減らし、体の熱を外に逃がさないように調節します。血管が縮むと、血液が流れにくくなるので、血圧は上昇します。
しかし、浴槽の温かい湯につかることで、血管は拡張し、急上昇した血圧が、今度は急激に低下してしまうのです。
このショックによって失神、脳梗塞、心筋梗塞や不整脈などが引き起こされ、浴室で起こると転倒の危険や、湯船で溺れるなど、命に関わる場合もあります。
以下に当てはまる方は、ヒートショックに注意しましょう。

・65歳以上(特に75歳以上)
・狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞、不整脈、高血圧、糖尿病の持病がある。
また、以下の習慣があるとヒートショックのリスクが高まります。
・飲酒直後に入浴する
・浴室が温まっていない状態での一番風呂
・深夜に入浴
・熱い湯が好き

ヒートショックを防ぐ方法

・入浴前と入浴後に水分を補給する
入浴すると汗をかき、体内の水分が減って、血液がドロドロになります。
その状態では血栓ができやすく血圧が上がると脳梗塞や心筋梗塞になりやすいため、入浴前と後で水を飲むことで、血圧や血流の変動による脳疾患などを引き起こさない状態を作っておきましょう。
・部屋間の温度差をなくす
脱衣所や浴室に暖房器具を設置するなどして暖かくしておくことが最も効果的です。
浴室内に暖房器具がなくても、浴槽にお湯を溜めるときにシャワーを使って高い位置から浴槽に注いだり、お湯を張った浴槽のフタを開けておくなどすれば、浴室内は暖まります。

高齢者ほどリスクは高まりますが、若い人でも「ヒートショック」には気を付ける必要があります。
糖尿病などの病気を持っている方、循環器に問題がある方は特に注意しましょう。
日本人の死因の半数以上は生活習慣病に関連したものと言われています。
生活習慣病で何より恐いのは、自覚症状がないことです。
たとえ今は病気ではなくとも、健康な時の状態を数値で知っておくことは、生活習慣病のように自覚症状のない病気をいち早く見つけることに繋がります。
銀座血液検査ラボで定期的な血液検査を習慣にしませんか。
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