カレーに使われるスパイスの多くは、漢方薬と原料が共通しており、健康効果が期待できると言われています。
また、スパイスの香ばしい香りや、辛みで食欲増進も期待できそうです。
カレーによく使われるスパイスの特徴
ターメリック・・・黄色い色付けに欠かせないターメリックとは、皆さんもよくご存じの「ウコン」のこと。それに含まれる「クルクミン」は、肝機能を向上させ、コレストロール値の低下が期待されます。また、近年では脳機能活性化によりアルツハイマー病の予防にも効果があることが報告されています。
認知症予防、または脳機能の活性化
お酒をよく飲む方
便秘でお悩みの方
にオススメです。
クミン・・・カレー特有の香りはこのスパイスから。消化器官に効果があり、消化促進の作用もあると言われています。
胃腸が弱い人
食欲不振の人
にオススメです。
コリアンダー・・・マイルドさとほんの少しの苦味も加わり、後味さっぱりのカレーに。古代より消化を助ける胃薬として利用され、食欲増進にも役立つと言われています。
胃腸が弱い人
食欲不振の人
口臭が気になる方
にオススメです。
ガーリック(にんにく)・・・世界中で古くから使われている滋養強壮のスパイスの一つ。天然の抗菌作用もあり、免疫を高める効果もあると言われています。また、これに含まれる「アリシン」という成分は疲労回復に役立つ成分で、ビタミンB1との相乗効果も。ビタミンB1が豊富な豚肉や大豆製品と一緒に摂るのがおすすめです。
疲れを感じる人
動脈硬化の予防
冷え性の方
にオススメです。
トウガラシ(カイエンペッパー)・・・美容系商品でも使用されることが多いこちらのスパイス。辛味成分「カプサイシン」は、体脂肪を燃焼させてくれるダイエットの強い味方。カレーの辛みを決める重要なスパイスでもあります。
※カプサイシンを大量に摂取すると、胃腸が炎症を起こす場合があります。特に小さな子供や胃腸の弱い方には刺激が強く、注意が必要です。
ダイエットに
冷え性
血行不良の方
にオススメです。
スパイスはほとんど身体を温める作用があるようです。
健康効果のあるスパイスも摂りすぎは胃腸を荒らしてしまうこともあるので、摂りすぎには注意しましょう。
おいしいと感じる範囲でも、充分健康効果が望めます。
皆さんも是非食生活に取り入れてみませんか。
健康には自信がある。
そんな忙しい働き盛りの世代こそ実は要注意です。
自分では身体のSOSに気付けていない可能性もあります。
「健康診断を年1回受けているから大丈夫!」
「病気になったらすぐ病院にいけばいい!」
そう思っていませんか?
私たちはたった年1回の身体のチェックでは不十分だと考えています。
私たちが思っている以上に身体は変化しやすく、数値は変わりやすいものです。
早期発見・予防するためにも年4回の血液検査を習慣にしませんか。