原因はよく分からないけれど、なんとなく頭が痛い
胃もたれがする・・・
こうした冬場の体調不良はありませんか?
実は「かくれ脱水」によるものかもしれません。暑さで汗をかくこともなくなり、喉もあまり渇かないからと水分ととらないことで、脱水症状に陥ることがあります。
体のほぼ半分を占める「水」
成人の場合は体重の約60%、65歳以上の高齢者の場合は約50%を水分が占めています。
体内の水分量が少なくなることで、脱水症へと進行するリスクが高まります。
脱水症の初期段階では、主に次のような症状が表れます。
・頭痛
・集中力の低下
・日中の強い眠気
・食欲不振
・腹部の不快感
・胃もたれ
・体に力が入りにくい
・筋肉痛
・足がつる
かくれ脱水を防ぐ基本は、こまめな水分補給です。必要な量には個人差がありますが、1日1.5リットル程度を目安に2~3時間おきに水分をとる習慣をつけましょう。
高齢者の場合は特に、気温や体調の変化、喉の渇きなどを感じにくいことから、慢性的に水分が不足しがちです。服薬と同じように1日の中で時間を決めて、意識的に水分を摂取することを心がけましょう。
必ず行ってほしいのは、朝起きたときにコップ1杯以上の水を飲むことです。
血液中の水分が不足すると血液が濃くなり、血栓ができやすくなります。そうなると脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるので注意が必要です。
一方、若い世代では朝食抜きやダイエットなど不規則な食生活が原因で水分不足に陥っているケースが少なくありません。食事から摂る水分も大切なので1日3食食べましょう。
また、入浴後や飲酒後なども体内の水分が失われ、脱水を起こしやすい状態にあります。
しっかり水分補給することが大切です。
自分の身体とうまく付き合うことは、健康な生活を維持するために欠かせません。
また、加齢はどのような環境に身を置こうと生きているかぎり、誰しもが逃れることができないものです。
大切なのは、自分の身体の状態を知る事。
大丈夫だろう、と過信することが実は一番危険です。
知って、向き合って、改善することであなたの未来が変わります。
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