爪は「健康のバロメーター」と呼ばれていて、健康な時とそうでない時では実は色や硬さ、形などが違う場合があります。
体の一番末端部分である爪は、皮膚の一部で栄養が足りていなかったり血行が悪いと、影響が出やすいと言われています。
しかし女性は、ネイルなどで自分の爪がどんな状態になっているのか分からない、という方も多いですよね。
普段から爪を切る際や、ネイルをお休みした時などのタイミングで、自分の爪がどうなっているのかをチェックするようにしましょう。
こんな状態になっていませんか・・・?
爪のセルフチェックをしてみましょう!
健康的な爪は血管が透けて見えるので、薄いピンク色をしていますが、下記のような状態になっている方は何かしら体の不調サインが出ている可能性があります。
・二枚爪や爪が薄い、反り返っている
爪が薄く、二枚爪になりやすい方、またはスプーン爪と呼ばれる反り返った爪になっている方は「貧血」のサインが出ている可能性があります。
・横ジワが入っている
爪に横のシワが入っている方は、「代謝」が落ちていたり大きな「ストレス」を感じている可能性があります。
・爪の色が赤黒い
ピンク色を通り越して赤黒くなっている方は「肝臓病」や「ホルモン異常」のサインが出ている可能性があります。
・爪の色が黄色くなっている
「肺」や「気管支」に異常が出ている可能性があります。
また、爪自体が水虫になっている可能性もあります。
・全体に白っぽくて柔らかい
不規則な生活により「栄養不足」の可能性があります。
また、ネイルのし過ぎにより爪が痛んでいる可能性も考えられます。
自分の爪に上記のような症状が出ていたら、一度生活を見直してみましょう!
爪は健康な成人で1日約0.1mm伸びていると言われています。
爪は年齢が増えていくことにより厚みを増し、伸びるスピードは遅くなるといわれていて、手と足の爪では足の爪の方が成長スピードは遅く、 冬よりも夏の方が爪の伸びが早くなります。
健康な爪のために必要な栄養素をチェックしましょう。
爪や肌の新陳代謝をよくする「亜鉛」・・・煮干し、貝類、大根やカブの葉、ナッツ類
タンパク質の再生を助ける「ビタミンB2」・・・レバー、いわし、うなぎ、牛乳、玄米
ケラチンの生成に関わる「ビタミンB6」・・・鶏肉、鮭、青魚、納豆、ジャガイモ
コラーゲンの生成を促進「ビタミンC」・・・柑橘類、ブロッコリー、ピーマン、菜の花など
健康的な身体をつくるには、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、十分な睡眠が基本です。
しかし、これらが乱れた状態を長年続けていると生活習慣病に繋がってしまうことも・・・。
健康診断で「血糖値が高い」「コレステロール値が少し気になる」などの結果が出ていませんか?
脳卒中や心臓病などは、ある日突然発症するわけではなく、体重の増加、血糖値・血圧の異常などから静かに進行していきます。
とくに、肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病は、悪化すると重篤な生活習慣病を引き起こす4大危険因子と言われています。
しかし、生活習慣病予備群の段階であれば、ライフスタイルを見直すことで進行を防ぐことは十分可能です。
まずは、年に4回の血液検査で健康管理を始めてみませんか?
異常値だったら、早めに病院へ。
早期発見、早期治療が大切です。
自覚症状がなければ、大丈夫は大間違い!
毎日の健康と、その先にある未来のために・・・
指先一滴の自己採血をはじめてみましょう。