2月も残りわずかです。
寒さも随分と和らいできましたね。
ご自分で冷えを自覚し、色々対策されている場合はまだいいのですが、最近増えているのは自覚のない
「隠れ冷え症」です。
隠れ冷え症☑をしましょう。
温めた手のひらをおへその上下に置き、おなかをさわってみましょう。
普通は内臓がある上のほうが温かいはずですが、上のほうに冷たさを感じたら、隠れ冷え症が進行しているサインかもしれません。
そのほかにも、
・平熱が36度未満
・比較的薄着なほう
・ストレスを感じやすい
・睡眠時間が5時間未満の日がよくある
・顔や手足がむくみやすい
・コーヒーを1日5杯以上飲む
・朝は食欲がない
・手足が温かく冷えの自覚はない
・肩こりや月経痛がある
・くまやくすみが気になる
・デスクワークが多い
・太りやすい
・イライラしやすい
・疲れていてもなかなか眠れない
など心当たりがあれば注意が必要です。
手足が温かいから大丈夫と、体を冷やす生活を続けていると深部の体温が低下して代謝が落ちやすくなります。
その他にも、冷えは身体の血の巡りも悪くなりやすく、肌荒れや婦人科疾患、イライラなど、美容面、健康面、メンタル面にも影響が心配されます。
身体を温め、血行をよくする食事を心掛けましょう
身体を冷やすような冷菓や栄養バランスの偏りがちなインスタント食品などの食べ物は控え、ビタミンEやC、B1、パントテン酸、良質のタンパク質などを積極的に摂りましょう。
ビタミンE:血管を拡張させて血行をよくし、女性ホルモンの分泌を調整すると言われています。ウナギやアーモンド、落花生、卵黄など。
ビタミンC:貧血予防になる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持。柑橘類や緑黄色野菜など。
ビタミンB1:代謝を促進し、身体を動かすエネルギーを産生する。豚肉や大豆、卵など。
パントテン酸:代謝を促進し、自律神経を活性化させる。レバーや大豆など。
良質のタンパク質:熱エネルギーとなり、神経機能を保持する。大豆製品や魚など。
生活習慣を改善しましょう
入浴の仕方は、熱めの風呂にさっと入るのではなく、38~40度くらいのぬるめの湯にゆっくりつかる方が身体の中からじっくりと温まります。足首から下の部分浴も効果的だと言われています。
無理なダイエットをしないようにしましょう。
血液の循環を悪くするタバコは控えましょう。
規則正しい生活をして充分な睡眠を摂り、ストレスを溜めないようにしましょう。
血液の流れをよくするため、身体を締めつけない衣服、靴を選びましょう。
筋肉量をアップさせ冷えない身体を目指しましょう
1日30分以上歩きましょう。
脚には一般的に全身の約7割の筋肉が集中しているので、特に下半身を動かすストレッチやスクワット運動などの筋肉トレーニングなどは効果的です。
時間に余裕がある時は普段より1駅~2駅分多く歩くなど工夫しましょう。
適度な運動は筋肉量アップと共に自律神経の機能を高める効果も期待できます。
「冷え性は万病のもと」とも言われています。
自分の少しの不調に気付き、向き合い、ケアするということは、自分を大切にするということにも繋がるのではないでしょうか。
毎日、色々なことがありますが、時にはまったくの予想外、どうすれば良いのかわからないと戸惑うようなこともあるでしょう。
しかし、日頃から体調管理を万全に行い、緊張やプレッシャーを味方にし、たとえ失敗してもその失敗と向き合えるように自己管理できればパフォーマンスは向上させることができます。
素敵な毎日の為にも、大切な方を笑顔にするためにも健康がまず第一です。
定期的な血液検査で健康管理をはじめませんか。