肝炎ウイルスに感染している人は40歳以上の方が9割以上を占めていますが、最近はB型肝炎において若い人の感染も増加しています。
しかし、その3割の人は自分が感染していることに気づいていないと考えられています。
肝炎ウイルスに感染していても、肝臓は「沈黙の臓器」と称されるように自覚症状がないため、肝硬変や肝がんに進行してから気づく人も少なくありません。
日本の肝がん患者の70%はC型肝炎ウイルス感染者であり、年間3万人の方が肝がんにより亡くなっています。
以下の項目に当てはまる方は、ウイルス性肝炎検査をお勧めします。
・これまでB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない方
・ご家族にB型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染している方、肝がんの患者さんがいる方
・母子感染予防策が実施されていなかった1985年(昭和60年)以前に生まれた方
・輸血や大きな手術を受けた方
・入墨(タトゥー)を入れたり、医療機関以外でピアスの穴をあけたことがある方
・肝炎ウイルス感染者と性的接触があった方
・集団予防接種の際に注射器の連続使用が行われた場合
※国は予防接種実施規則により、昭和33年に注射針について、昭和63年に注射筒について、被接種者ごとに取り替えることを定めています。
なお、肝機能検査上、異常がない場合でも肝炎ウイルスに感染している場合がありますので、肝炎ウイルス検査を受けることをお勧めします。
最近のウイルス性肝炎の治療は進歩しており、例え肝炎ウイルスに感染していても、医療機関で適切な治療を受けることで、深刻な症状に進行するのを防ぐことができます。
あまり馴染みのないウイルス性肝炎ですが、現在は治る、もしくはコントロールできる病気になっています。
銀座血液検査ラボでは、B型・C型肝炎検査を行なっています。
初めての方でも、ご来店からお帰りまでの所要時間は15分程度です。
銀座近くにお越しの際、少し時間が空いた時など、予約がなくてもスムーズにご案内いたします。
肝炎ウイルス検査を受けたことがない方、自分が感染しているかどうか分からない方は、一度検査を受けてみてください!