健康診断の検査結果、数値が高いだけが異常値だと思っていませんか?
実は低すぎも要注意。
一般的に、数値は高いと危険、低いほど健康だと思っている人が多いようですが、そうではありません。
例えば、コレステロール。
悪玉コレステロールとも呼ばれるLDLコレステロールにも、必要なコレステロールを全身に届ける役割があります。
ヘモグロビン値が低いのは鉄分不足、アルブミン値が低いと肝機能が低下している等、必要な栄養が不足しているサインであることも。
そして女性に多いのが、中性脂肪の数値が低すぎる事。
過度なダイエットや食事制限を行うことで、身体が栄養不足の状態に陥ると、極端に低い数値を示すことがあります。
それとともに、疲労感を覚える、風邪をひきやすいといった身体の不調が現れます。
ダイエットをしていないのに、中性脂肪が低いという場合もあります。
短期間で大きな数値の変動がなければ問題はありませんが、「肝臓疾患」や、「アジソン病」、「バセドウ病」などの病気にかかっていて、中性脂肪の値が低くなっているケースもあるので注意が必要です。
30~40代になると、アルコールのとりすぎや、運動不足から、中性脂肪は上昇しやすい傾向にあります。
低すぎる場合には、「甲状腺機能亢進症」や、「肝機能」などの病気が考えられます。
中性脂肪が低いということは、同時に血中に流れる「脂溶性ビタミン類」が少ないという事でもあります。
脂溶性ビタミンには、「ビタミンA」や「ビタミンE」などがあります。
これらのビタミンは、血液とともに体内に移動をして、細胞を活性化させたり、粘膜を保護したりする役割を担っています。
体内の脂溶性ビタミン類が少ないと、「倦怠感」や、「頭痛」、「ふらつき」、「めまい」、「動悸」、「息切れ」などの症状が現れます。
女性は肌荒れのトラブルを起こしやすく、老化が進んでしまう可能性もあります。
睡眠や食事などの生活習慣を整えても、体の不調が改善されない……そんな人は、検査数値を見直してみましょう。
銀座血液検査ラボで行う生活習慣病13項目の検査でも、うち6項目が低すぎると注意が必要です。
銀座血液検査ラボのLifeeアプリでは、数値が低すぎると注意が必要な項目も、分かりやすく表示されている為、誰でも簡単に自分の身体の状態を知ることが出来ます。
何度か検査を受けて頂くと、折れ線グラフで過去の数値を比較することができるようになるので、大幅な変動があった場合には、気付くことも出来ます。

病気になる前から予防、または早期発見に繋げるために、定期的な検査はとても大切。
GWも終わり、これからまた忙しい毎日が続きます。
今後も健康で過ごすために、銀座血液検査ラボで健康管理を始めてみませんか?