春は、転勤や引っ越しなど、環境が変わりやすいときでもあります。
寒暖差や寒さによるストレスに、環境や人間関係の変化による精神的ストレスが加わると、胃の消化がにぶくなったり、胃の知覚過敏が進んだりする可能性も考えられます。
食べ物を貯蔵、消化、吸収してくれる重要な働きを持つ器官である胃。
日常生活において、胃をいたわる生活を心がけたいものです。
胃が荒れたときは、脂っぽい食べ物や料理、硬いものなどは消化しにくいので避けておきましょう。
塩辛や漬け物など塩分を多く含むものや、ようかんやチョコレートなどの甘いものも胃の粘膜を刺激します。
胃が荒れる原因は・・・
・ストレス
・暴飲暴食
・喫煙
・寝不足
・アルコールの飲み過ぎ
・コーヒー・紅茶・緑茶などのカフェインを含むものの飲み過ぎ
・脂っこいもの、熱いもの、冷たいもの、辛いもの
などと言われています。
アルコール度数の高いものをストレートで飲んだり、空腹時におつまみなしでお酒を飲むと、胃の粘膜を直撃して胃を荒らす原因となります。
また薬を水なし、または少量の水で飲むと、薬が食道でひっかかって溶けたり、薬の濃い成分が胃の粘膜を刺激すると言われています。
お薬は必ずコップ1杯の水で飲むようにしましょう。
春は何かと忙しい時期ですが、体調が悪い時は決して無理をせず、身体をいたわりましょう。
また、日本人に多いと言われている胃がん、その早期の多くは無症状です。
上腹部痛や腹部膨満感、食欲不振などが現れることもありますが、胃がんに特有な症状はないと言われています。
しかし、胃がんの5年生存率は97%を超えており、10年生存率もステージIは93.9%と高い結果が出ています。
若い方はがんの進行が早いと言われていますが、
発見が早ければ早いほど、それだけ生存率は高くなることは明確です。
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