暑さも本格的になりましたね。
毎日、パワフルに過ごすためには、「暑い季節ほど、栄養バランスの良い食事を意識しましょう」と、言いたいところ。でも、食欲が落ちてしまったら難しいですよね。そんな時のお助け食材が“薬味”です。
納豆や冷ややっこにのせたり、味噌汁にたっぷり入れたりすることで簡単に取り入れることが出来るのでおすすめです。
薬味パワーを助けに、しっかり食べて、暑い夏を乗り切っていきましょう。
しその葉(大葉)
野菜の中でもβ-カロテンが多く、免疫力アップに◎。また、動脈硬化を防ぐ働きや食中毒を防ぐ防腐作用があると言われています。
みつば
香り成分がストレスを和らげ、食欲増進に役立つ。β―カロテンが豊富なので免疫力の維持にも効果的です。
大根おろし
でんぷんを消化する酵素が豊富。ストレスで弱った体を助けるビタミンCも含まれる。
みょうが
実はしょうがの仲間で、特有の香り、苦み、シャッキリした歯触りがあり、その香りの正体はα-ピネンという物質です。食欲増進・消化促進・発汗作用・解熱効果があり、カリウムも豊富に含まれています。
しょうが
しょうがの有効成分はジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロン等の爽やかな香り成分だ。代表的な効果は殺菌力・抗菌力で食中毒予防になる。消臭作用もあるので肉や魚の臭みを取り、消化を助けることで知られています。
ねぎ
白ネギにはビタミンCと香り成分のアリシン、青ネギにはβ-カロテンが含まれている。疲労回復に効果があり、抗菌・殺菌作用や血栓予防効果があると言われています。
にんにく
古くから薬効がよく知られるにんにくは、何といってもその香り成分であるアリシンが有名です。ビタミンB1の吸収を促進してスタミナ源となってくれます。血中コレステロールの上昇を抑えたり、殺菌・抗菌の他抗酸化作用で感染症を防ぐほか、免疫力も上げてくれると言われています。
山椒
消化を促進し、胃腸の働きを健やかにしてくれる。また、消炎・鎮痛作用もあると言われています。
また、薬味は組み合わせや、料理との相性を考えることでよりその効果を発揮します。
各薬味の相乗効果
にんにく、ねぎに含まれているアリシンは、しょうがと一緒に摂ることで効果アップを期待できます。
うなぎに山椒
香りがよくうなぎによく合う、というところ以外にも、山椒は胃腸の働きを促進して消化をよくするため、脂ののったうなぎを食べて胃もたれがするのを防ぐという目的があるそうです。
肉や魚にしょうが
しょうがの芳香成分が臭み消しに効果が高い他、刺身などではその強い抗菌・殺菌効果が食中毒を防止してくれると言われています。
薬味は辛みや苦みを伴うため、子どもは苦手なことが多く、大人の味だと言われています。刺激が強いしょうが、ねぎ、にんにくなどは食べ過ぎると胃腸を荒らすこともあるため、食べすぎには注意しましょう。
最近夏バテ気味で食欲がないときは、心身が疲れていることも多いものです。
しっかりと休養と睡眠をとり、体力の回復につとめてください。
また、溜まったストレスを解消することもとても大切です。
軽い運動をしたり、入浴などでゆったりとからだを温めたり、リラックスする時間をもつように心がけてみてください。
私たちが思っている以上に身体と心は密接で、ストレスが体調不良として表れる場合もあれば、忙しさのあまりご自身のわずかな不調に気付かない場合もあります。
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