雨天時や雨が降る直前のような低気圧時、頭が痛いなどの体調不良で悩んでいませんか?
このような天気によって引き起こされる体調不良は「気象病」とも呼ばれ、決して気のせいではありません。
気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛です。
ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、傷の痛み、鬱や不安症なども気象病の症状のひとつと言われています。
なぜ、天気が体調にも影響するのでしょうか。
気象病の主な原因は、気圧の変化によるものです。
気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。
自律神経系には「交感神経」と「副交感神経」があり、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。
一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。
この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。
気象病を予防しましょう!
耳のマッサージ
気象病がつらいという方は、下の(1)~(4)のマッサージを1日3回程度、痛みの出ないぐらいの力で行ってみてください。
(1)耳を上下横に5秒ずつ引っ張る
(2)耳の横の部分をつまみ、軽く引っ張りながら後ろに向かって5回ゆっくり回す
(3)耳の下に親指を当て、上に人差し指を当てて上下に折り曲げる。この状態で5秒キープする
(4)耳全体を手で覆い、後ろに向かって円を描くようにゆっくり5回回す
食事
偏頭痛の解消に有効とされるマグネシウムを摂取しましょう。
・ごま
・アーモンド
・カシューナッツ
・大豆製品
・バナナ
・アボカド
・玄米
ごまやナッツ類は、血行を良くするビタミンEも豊富なので、
肩凝りなどの血行不良からくる頭痛にもオススメです。
雨の時期に乱れがちな自律神経を整えるためには、正しい食事、十分な睡眠、適度な運動が不可欠です。
神経質になる必要はありませんが、あらかじめ気候をチェックし、体調が悪くなりそうかがわかれば、それだけでもさまざまな対策が取ることができます。
身体も同じ
まめなチェックを習慣にすることで健康な状態を保つための心がけができます。
自分の身体を大切にするために
まず自分の数値を知ることからはじめてみませんか。
めんどくさい・・・
忙しいから・・・
年一回の健康診断や人間ドックはちゃんと受けているから・・・
そんな方でもあるとき突然悪い数値がでることがあります。
あなたも年4回の自己採血を習慣にしませんか。