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誰もがもっと手軽に、
自分の健康を自分で守れる社会へ

私たちは病気の早期発見、予防医療の必要性を強く感じ
日本初の自己採血専用施設「銀座血液検査ラボ」を開設しました。
指先からたった1滴採血するだけで、
簡単でスピーディに、しかも医療機関での血液検査と同程度の高精度な検査結果がわかります。
誰もがもっと手軽に安心して健康管理ができるように、
私たちは、生涯に渡って生き生きと暮らせる、明るい社会の実現を目指します。

銀座血液検査ラボ

健康 2019.8.4

熱中症になりやすい人、なりにくい人とは?

この時期、耳にすることが多い「熱中症」とは、体の外から入ってくる熱や、体の中で発生する熱の影響により引き起こされる、体の不調のことをいいます。

暑い日にずっと外にいたり、暑い部屋にいたりすると、熱中症を起こすことがあります。

 

熱中症は一般的に暑い日に起こりやすいのですが、それほど暑いと思わない程度の気温でも、熱中症の症状を起こす場合があります。
その人の年齢、体調、病気、水分の取りかた、住居の環境、運動や労働の程度、暑さに慣れているかといった、いろいろな要素から、熱中症リスクは増減します。
熱中症を、よく知って防ぎましょう。


それでは、どんな人が熱中症になりやすいのでしょう?

まずは、のどが渇いていることに気付きにくい場合や体温調節が難しい「乳幼児や高齢者」は、特に気をつけましょう。
それ以外の健康な人でも、その日の体調によって熱中症になりやすい場合もあります。


私たちの体には「体温調節機能」が備わっており、暑いときには汗をかいて体表面から熱を逃がし、上がった体温を冷やそうとするはたらきがありますが、一度に大量に汗をかくと水分や塩分が体内から失われ、体液のバランスがくずれて、けいれんを起こしたり、気を失ったりといった、体の不調が起こってしまうのです。

 

熱中症の症状は大きく分けて、軽いものから重いものまで4つに分けられます。

 

熱失神
皮膚血管が拡張することにより血圧が低下し、脳の血流が少なくなるために、めまい、失神などの症状が現れます。顔色が真っ青になり、呼吸回数が増え、脈は速く、しかし弱くなり、唇のしびれがおこることもあります。長時間立っていたり、座った姿勢から立ち上がったとき、運動の後にも起こります。

熱疲労
大量の汗をかいて体内の水が失われ、水分の補給が追いつかずに脱水を起こしたときの症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などが見られます。汗からは塩分も失われますから、水だけを飲んでもなかなか回復しません。

熱けいれん
大量に汗をかいたとき、血液の塩分濃度は高くなります。しかし水だけを補給すると、血液の塩分濃度は反対に低くなり、その結果として足、腕、腹などの筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。暑い環境下で長時間の運動をするなどで、大量の汗をかいたとき起こることがあります。

熱射病
高温環境下で激しい運動をするなどで、体温が高くなって(40℃以上)脳の温度も上昇し、中枢の神経機能が異常を起こした状態です。頭痛、吐き気、めまいなどに続き、何かを聞かれても反応が鈍くなったり、おかしな言動や行動が見られたり、意識がなくなったりします。全身の臓器に障害が起こったり、死亡の危険性も高い状態です。

 

とにかく、こまめな水分補給適度な休息を!

暑いときにはたくさん汗をかきます。

汗をかくことは、からだの熱を逃がし体温が上がりすぎないように調節するために必要なことですが、汗をかけば体内の水分と塩分が失われることになります。

それによって血液の流れが悪くなり、脳やからだのすみずみにまで酸素や栄養が届きにくくなるため、筋肉のけいれんや頭痛、吐き気、めまいが起こったり、高熱が出たりします。

 

予防するためにこまめな水分補給が不可欠ですが、水分だけをとると塩分が不足して血液が薄い状態になってしまうため、塩分も一緒にとることが必要です。
目安としては、コップ1杯(200ml)の水に、ひとつまみ(0.2g)の塩を入れた塩水か、ナトリウム40~80mg/100mlのスポーツドリンクがよいとされています。


気をつけるポイント!

のどが渇かなくても飲みましょう
脱水症状のサインとして、のどの渇き、汗や尿の量が減る、尿の色が濃くなるなどの症状が挙げられますが、軽い脱水状態ではのどが渇かないこともあります。特に高齢者は脱水症状が進んでいても、のどの渇きを感じにくいことがあるため、飲みたいと思わなくても、外出や運動、入浴、睡眠などの前にも後にも水分をとることを心がけましょう。

利尿作用のある飲み物に注意
飲むものは水、麦茶、塩水やスポーツ飲料などが望ましいでしょう。それ以外に好きな飲み物を飲んでもいいですが、カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコールを含む酒類には利尿作用があり、かえって脱水症状を進めてしまう危険もあります。利尿作用のあるものは飲み過ぎないよう注意が必要です。

また、寝不足や二日酔い、疲れがたまっている、風邪気味、食事が摂れていな時など、体調が悪いときも熱中症になりやすいため、十分な栄養と休養をとり、健康管理を心がけることも大切です。


「自分は健康だから大丈夫だろう」と過信して健康管理に注意を払わないことはとても危険なことです。
どんなに健康だと思っている人でも、突然体調に変化が起きたり、検査で悪い結果がでることがあります。
血液検査ラボで、定期的な血液検査を習慣にして病気のリスクを知りましょう。

あなたも、年4回の自己採血をはじめませんか。

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