「プリン体」という言葉をよく見かけるけれど、そもそも「プリン体」がどんなものなのか知らない・・
そんな方も 少なくないのではないでしょうか。
■「プリン体」を多く含む食べ物は?
プリン体は、あらゆる食品 特に肉や魚に多く含まれる「旨味成分」のことで、
基本的に魚貝類や魚卵に多く、なかでも たらこや明太子には多く含まれていると言われています。
他にも、煮干し・鰹節・マイワシの干物などに多く含まれるという情報も。
その他の食品では、ビールに多く含まれるイメージを持つ方も少ないですが、
実はビールに含まれるプリン体は魚介類の半分以下だと言われています。
■プリン体=悪い成分ではない?
私たちは食事からプリン体を摂取しているイメージがありますが、
食事からの摂取は約20%程で、プリン体の約80%は体内で生成されていると考えられています。
プリン体はあらゆる生物の細胞のなかに含まれている物質で、
細胞の代謝や増殖・遺伝子を作るなど 生命活動の維持にとても重要な働きをするものとされています。
それらの働きとして利用されなかったプリン体は、
肝臓で分解され「尿酸」という老廃物に変化し、尿や便として体外に排出されます。
しかし、プリン体の取り過ぎで尿酸が体内に蓄積されると、
尿酸は血液中に溶け込んでいき、次第に結晶化して、関節に溜まり炎症を起こしてしまうことも。
上記の流れの通り、プリン体の摂りすぎから起こる炎症=「痛風」
風が吹くだけで炎症した部分が痛いことから、その名がついたとされていますが、
想像しただけで辛いことが想像されます。
痛風にならないよう、プリン体の摂取量に気をつけながら、健康な生活を維持できるようにしましょう!
健康には自信がある!大きな病気をしたことがないから大丈夫!
病気になったらすぐ病院にいけばいい!
そんな風に思っていませんか?
私たちが思っている以上に身体は変化しやすく、数値は変わりやすいものです。
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