肥満の子どもが世界で1億2400万人となり、過去40年間で10倍に増えたことを世界保健機関(WHO)が10月に発表しました。
太り過ぎの子どもの割合は米国42%、中国29%に対して、日本は14%と低水準。
このデータは一見日本の子どもは肥満でなく健康的に見えますが専門家の見方は違います。
今の50歳の大人たちが子供だった頃の肥満率は今の3分の2ほどでした。
大人に肥満由来の生活習慣病がまん延していることを考えると、今の子たちが大人になれば生活習慣病がもっと広がる恐れがあります。
一方、日本ではやせ型の子どもが40年前のおよそ3倍に増えているという別の問題もあります。
日本人の思い描く「ぽっちゃり」は欧米や他の先進国と比べると標準か痩せ気味であること、日本は他の先進国よりも痩せすぎの若い女性が多いことはご存知でしょうか。
痩せたいと考える女性の年齢はどんどん若くなっており、中学生女子の8割が痩身願望を持っているという調査結果もあります。
20代の女性の平均摂取カロリーは、食糧難だった終戦直後を下回る1628Kcalということもわかっています。
過度な痩せすぎは生活習慣病や様々な病気のリスクを上げてしまいます。
糖尿病もそのうちの1つです。
痩せすぎでインスリン分泌が悪いのに高カロリーな食事ばかりしていると、太る前にインスリン不足で糖尿病になる可能性があります。
今や子どもでも肥満や瘦せ型が多くなっている現代、大人がより一層気を付けなくてはなりません。
まずは、忙しい現代を生きる大人の私たちから健康を管理していくことで、周りの大切な人たちの健康を守る事にも繋がるのではないでしょうか。
銀座血液検査ラボでは健康管理をアプリで行うことができ、いつでもBMIを自動で計算することもできます。
自分の数値を知り、それをもとにダイエットや運動などを行うことで質の良い健康的な体重管理をしていくことも可能です。
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