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誰もがもっと手軽に、
自分の健康を自分で守れる社会へ

私たちは病気の早期発見、予防医療の必要性を強く感じ
日本初の自己採血専用施設「銀座血液検査ラボ」を開設しました。
指先からたった1滴採血するだけで、
簡単でスピーディに、しかも医療機関での血液検査と同程度の高精度な検査結果がわかります。
誰もがもっと手軽に安心して健康管理ができるように、
私たちは、生涯に渡って生き生きと暮らせる、明るい社会の実現を目指します。

銀座血液検査ラボ

健康 2018.10.1

認知症は発症するずっと前からの生活習慣の積み重ねが関係します。

認知症とはどんな病気でしょうか。
物忘れには「加齢」によるものと「認知症」が原因となるものがあります。
「加齢」によるものは、脳の生理的な老化が原因で起こり、その程度は一部の物忘れであり、ヒントがあれば思い出すことができます。本人に自覚はありますが、進行性はなく、また日常生活に支障をきたしません。
「認知症」が原因となるものは、脳の神経細胞の急激な破壊による起こり、物忘れは物事全体がすっぽりと抜け落ち、ヒントを与えても思い出すことができません。本人に自覚はないが、進行性であり、日常生活に支障をきたします。

 

認知症の原因は様々な要素からなると言われており、現時点では、「こうすれば認知症にならない」という方法はありません。
しかし最近、「どうすれば認知症になりにくいか」ということが分かりつつあります。
1.生活習慣病を予防・治療する
アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症は、糖尿病や脳血管障害など生活習慣から引き起こされる病気との関連が強く、それらの予防や治療は、確実に間接的な認知症予防となります。すでに生活習慣病にかかられている場合は適切な治療を受け、そうでない場合は定期健診を受けるなど、生活習慣病の予防に励みましょう。
2.運動する
生活習慣病予防としても運動は大切なのですが、そもそも体を動かすのも脳が機能しているから。つまり、運動で脳を刺激することにもなるのです。
また、腰や関節などの運動器に疾患があり痛みや動きの制限があると、生活の幅が狭まり、認知症になった場合、症状が急激に進行してしまうことも多いのです。運動習慣を身につけ、きちんと栄養を摂って筋肉づくりをするなど、体のメンテナンスを行いましょう。
3.達成感を味わう
どんなに優れた予防法でも、認知症予防というのは目に見える成果があるとは限りません。成果が見えないものに漫然と取り組むのはつらいものです。作品が残る、記録に残すなど、これまでの取り組みが目で見えるような工夫があるとよいでしょう。
4.他人と交流する
人間は社会的動物といわれます。他人との交流がなによりも脳を刺激し、生活の豊かさをもたらします。認知症予防を通してご家族と会話する、同じ取り組みをする仲間と交流する、共同作業を行う、多くの人に成果を発表する機会をもつなどの工夫は大切です。

生活習慣病が脳に及ぼす影響
食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足、喫煙など、良いとは言えない生活習慣から起こる病気を生活習慣病と言います。糖尿病・脂質異常症・高血圧・脳卒中・肥満などがこれに当てはまり、日本人の死亡原因の2/3は生活習慣病によるものとされています。
糖尿病
糖尿病には、1型糖尿病と、2型糖尿病がありますが、生活習慣によって引き起こされるものは2型糖尿病です。生活習慣によって血糖値が高いままになると、脳血管や脳神経に障害が起こりやすくなります。
脂質異常症
血液の中の中性脂肪やコレステロールが多くなり、血管内に溜まる事によって動脈硬化を起こしやすくなります。動脈硬化になると血管内が狭くなるため、血流が悪くなったり、血管がもろくなったりし、結果、心疾患や、脳梗塞、脳出血などが起きやすくなります。
高血圧
最高血圧が140mmHg、もしくは最低血圧が90mmHg以上の場合を高血圧とします。ただ1回測定した結果だけでは高血圧だとは言えず、この状態が続く場合を高血圧と呼びます。血圧が高いという状態は、血管が大きく引き伸ばされる状態が続く事です。その結果、血管が傷み、動脈硬化などを起こしやすく、脳卒中などの原因になります。
脳卒中
心臓近くの血管が詰まると心筋梗塞になりますが、脳で詰まると脳梗塞になり、血管がもろくなっている場合は、脳出血となる場合もあります。
脳卒中になると脳細胞が傷つき、麻痺や言語障害が残りやすくなってしまいます。
肥満
BMI (肥満指数)の値が25以上を肥満と言います。肥満は病気ではありませんが、肥満になる生活をしている事が、様々な病気を引き起こす元になります。糖尿病や脂質異常症などは、肥満との繋がりがあります。また無呼吸症候群になりやすく、脳へ送る酸素が少なくなる事で、脳に障害を引き起こす原因にもなると言われています。

認知症は発症するずっと前からの生活習慣の積み重ねが関係します。

認知症を予防するには、まず生活習慣を改善することが大切です。
生活習慣病を疑われて、自分が将来がんになるかもしれないと考える人は多いのですが、認知症になるかもしれないと思う人は以外に少ないものです。
生活習慣病にならないよう、生活を見直し、もし病気になったとしても、きっちり治療をする事が認知症の予防に繋がります。
あなたも、年に4回の血液検査でご自身の健康管理、始めてみませんか?
自分だけは大丈夫という思いでは、予防は出来ません。
早期発見、早期治療が大切です。
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