■肝臓ってどんな臓器?
肝臓は人間の体の中でおよそ1キロ以上もある大きな臓器で
異常があっても症状が現れにくいことから「沈黙の臓器」と呼ばれています。
これは、肝臓の再生力が高いためだと考えられています。
■肝臓の主な役割
肝臓の主な役割は、大きく分けて以下の3つと言われています。
1)栄養を貯めたり、変化させる代謝の役割
私たちの体内では摂取した食べ物や栄養をそのまま吸収できないため
肝臓で栄養素に変化させていると言われています。
2)身体に不要な物質を取り除く解毒作用
体内に入った毒物(アルコールや薬に含まれる有害な物質)を分解し、
無毒の状態に変化させると考えられています。
そのため、お酒を飲みすぎるとアルコールの分解や解毒作用が追い付かず
肝臓に負担をかけてしまうことも。
3)胆汁の作成や分泌をする役割
胆汁のなかに胆汁酸という成分があり、これは脂肪の消化を助けており、
胆汁の流れが悪くなると 皮膚や目の白い部分が黄色くなる 「黄疸」 が発生すると言われています。
■7月26日から8月1日は肝臓週間!
7月28日は、WHOが定める"World Hepatitis Day"(世界肝炎デー)と言われ、
日本でも7月28日は日本肝炎デーとされています。
これは、ウイルス性肝炎のまん延防止や肝疾患の患者・感染者などの差別をなくしたり
感染予防の推進に対し定められているそうです。
さらに日本肝炎デーを含む7月26日から8月1日は「肝臓週間」。
特に肝炎ウイルスの検査をまだ受けたことのない方は、
この機会にぜひ一度受けてみることをオススメします。
この期間をきっかけに、肝炎や肝疾患に対して正しい知識を得て、感染予防に努めましょう!
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忙しさのあまり、ご自身の身体の変化に気が付かず、
自覚症状が出たときにはすでに病気が進行している・・・という場合も。
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